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イタリアワイン情報


イタリアはワインの生産量世界一という事をご存知の方は少ないと思います。 日本人にとってワイン・イコール・フランスという先入観があるためでしょう。 
ピエモンテ州トリノ県は、イタリアでも有名なワインの産地であり、特にバローロを筆頭とする赤ワインは世界中で高い評価を受けています。 ですからトリノでワインを楽しまないのはもったいないの一言です。
イタリアではワインは食事どきのお茶代わりですから、毎日飲む経済的な庶民のワインから、貴族や王族ご用達の高級ワインまで揃っています。 食事用のテーブルワインですとフルボトルで3〜4ユーロ出せば、十分に満足できる味のワインを購入することができます。


・ イタリアワインの購入

・ イタリアワインの分類、飲み方

・ ピエモンテ・ワインの種類

・ ワインの運搬・保存方法

・ レストランでのワイン・テイスティング留意点

・ スプマンテ(スパークリング・ワイン)

・ イタリアン&イタリアーノ(オンラインショップ)

イタリアワインの購入

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スーパーマーケットでワインを買っていては、本当のワインの味はめぐり合えません。 やはり本物のワインを求めるなら、直接ワイン醸造者の所に買い付けに行く必要があります。

そこでワインを試飲させてもらえば、素人でもスーパーマーケットで売られているワインと味の差は歴然と分かります。 ワイン醸造農家はASTIALBA周辺の道沿いの自家ワイナリーに”Vende vini”(ワイン自家醸造直売)の看板が立っているので、自分の好みのワインを探す楽しみもあります。

一般に、ワイン自家醸造直売所では、ワイン試飲をさせてくれます。 それも新品のワインボトルを数本、惜しげもなく開けて試飲させてくれます。 本格的な試飲接待室があるところでは、ワインの他にパンやチーズ、サラミソーセージなどワインのおつまみも用意されていて、ついついワインを飲みすぎてしまうので注意して下さい。 ワインは数本単位のボトル売りの他に、リッター売り(容器は持参又は別売)もしてくれますので、ワインを大量に消費する方には、節約できます。

イタリアワインの分類、飲み方

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ワインは、醸造期間により、半年醸造の食事用の軽いテーブルワイン、木の香りづけ用の樽に1年半〜2年寝かせたbarrique(バリック)、4年又は4年以上寝かせたビンテージワインに分類できます。 ビンテージワイン以外は、ボトルを開栓してすぐに飲めます。 一方ビンテージワインは、長期間醸造保存していたため、開栓直後はワインがまだ眠っていますので、起こしてあげる必要があります。 そのため開栓直後のビンテージワインは渋みが強いのです。 ワインを起こす方法は、空気と接触させることで、これにより渋みが取れてコクやまろやかさが増してきます。 ビンテージワインは飲む2,3時間前に開栓して放置し、十分に空気と接触させておきます。 又はデキャンタ(底が広がったビーカーみたいなガラス容器)に移して、ワインを空気とかき混ぜることで、数十分で飲めるようになります。

一般に赤ワインは室温、白ワイン、スプマンテ(スパークリング・ワイン)は冷やして飲みます。 しかし暑い夏などは、赤ワインも少し冷やして飲むと美味しいでしょう。 

最近は、上記のbarrique(バリック)と呼ばれる木の香りづけ用の樽に1年半〜2年寝かせたワインに人気があります。 食事用の軽いテーブルワインも、バリックすることにより、高級ワインにも匹敵する深い味わいとコク、香りが得られます。 それでいて価格がビンテージワインの数分の一というのが人気の秘密でしょうか。

イタリアではワインの品質を守るため、D.O.C、D.O.C.Gといった表示がラベルに記載されています。 要はワイン銘柄によりブドウの産地を指定して、ワイン銘柄の地域を指定する方法です。 これにより、バローロはピエモンテ州、キャンティはトスカーナ州というように、他の地域では生産できなくなります。 一般に、D.O.Cは高級ワイン、D.O.C.Gは最上級ワインとみなされています。

ワインの運搬・保存方法

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イタリアでワインを買って日本に持ち帰る場合、輸送方法に注意して下さい。 まず船便で郵送することは避けて下さい。 船便の場合、赤道近くを通過するため、ワインの保存温度が30度を超えてしまいます。 一番良い方法は、飛行機の手荷物として持ち帰ることです。 飛行機の客室内温度はワインには最適です。 スーツケースに入れて、預け荷物とする場合、気圧の関係で栓が抜けたり、荷物の取り扱いが悪くて、ボトルが割れる可能性もありますので注意して下さい。 特にスプマンテ(スパークリング・ワイン)は気圧の関係で栓が抜けてしまいますので、手荷物で運ばれることをお勧めします。

ワインの保存温度は14度程度と言われています。 日本の場合、日陰の涼しいところに保存することになりますが、室内温度が20度以上になるところは、ワインが変質する可能性があるので注意して下さい。

レストランでのワイン・テイスティング留意点

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レストランで、高級ワインを注文した時、ワイン・テイスティングがおこなわれます。 このワイン・テイスティングの留意点をご紹介しておきます。

・ワイン銘柄の確認
給仕が持ってきたワインのラベルを見て、注文したワインと同じ銘柄か確認して下さい。
・ワインの開栓の確認
給仕が持ってきたワインがまだ開栓されていないことの確認して下さい。 ワインはお客の前で開栓されなければなりません。 開栓されたワインの場合、中身が入れ替えられている可能性があります。
・ワインの味の確認
給仕が目の前で、ワインを開栓し、ワイングラスに少量のワインが注がれます。 まず、そのワインの色、香りを確認します。 次に少量を口に含み、味に酸味が無いことを確認します。 特に変な色や匂いが無ければ、味に酸味が無いことだけを確認して下さい。 酸味があることは、ワインが変質して酢になりかけていることを示しています。 ビンテージワインの場合、開栓直後は渋みが強いですが、これは上記の理由で気にすることはありません。

ピエモンテ・ワインの種類

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ピエモンテの主なワインは以下のようになります。

Barbera
(バルベーラ)
口当たりの良い若いテーブル赤ワインで、ピエモンテーゼのファンも多い。 barriqueと呼ばれる木の香りづけ用の樽に寝かせたものは、高級ワインにも匹敵する味。 barriqueは生産量が少ないためワイン製造者から直接買わないと手に入らない。 それでいて一本20、000リラ程度とお買い得。
Barolo
(バローロ)
イタリアきっての高級ビンテージ赤ワイン。 ワインの王様と呼ばれるだけあり、重厚な飲み口。 1982、1985、1989、1990、1996、1997、1998、1999、2000、2001年ものが当り年。 特に1982、1990、1997、2001年は最優良と言われている。 日本で何万円もするワインが100、000リラ程度で手に入ります。
Dolcetto
(ドルチェット)
名前から甘いワインと思われがちですが、Barberaよりも軽い飲み口のテーブル赤ワイン。 ピエモンテでよく飲まれるのはBarberaと、このDlcetto。 Barbera同様口当たりが良いので、油っこいイタリア料理にはピッタリ。
Nebbiolo
(ネッビオーロ)
若いテーブル赤ワインの割には、渋みがあり肉料理にはよく合う。 ちなみにこのネッビオーロ種のブドウを4年寝かせたものがバローロになります。
Barbaresco
(バルバレスコ)
Baroloと同じく年代もののビンテージ赤ワイン。 口当たりは軽いが結構渋みがある。 年代もののビンテージワインは飲む前にボトルからデキャンタに移し、空気と良く混ぜて、寝ているワインを起こしてやらないと渋みが残ります。

Freisa
(フレイザ)

近年、イタリアで流行のきざしのあるフレイザ。 エレガントな口当たりだが、葡萄のコクはしっかりしている。 イタリア人のように毎日、食事のおともにするならベストな赤ワイン。
Gavi
(ガービ)
ピエモンテの白ワイン。 白ワインながら重厚な飲み口で、下手な赤ワインは寄せ付けない貫禄がある。 かなりヘビーな料理にも合う。
Arneis
(アルネイス)
白ワインらしい、軽く口当たりの良いワイン。 淡白な魚料理には良く合います。

Erba luce
(エルバルーチェ)

トリノ北部のCaluso近辺で生産される白ワイン。 生産量が少ないので、トリノでもほとんど出まわっていないため”幻のワイン”と呼ばれている。 もし見つけたら、迷わずオーダーを! 

スプマンテ(スパークリング・ワイン)

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イタリアでワインと共に、ポピュラーなのがスプマンテ(発泡性白ワイン/スパークリング・ワイン)です。 日本ではフランスのシャンパンが有名ですが、イタリアのスプマンテも味・香り的にも負けてはいません。 トリノでは是非、スプマンテもご賞味下さい。 何よりも安いのが魅力です。 イタリアでは、スプマンテは御菓子(ケーキやクッキィ等)と共に飲まれます。

Prosecco
(プロセッコ)
俗にいう辛口です。 甘い御菓子を食べる時にはこれが一番。 
Dolce
(ドルチェ)
俗にいう甘口です。 口当たりがよいので、ついつい飲みすぎてしまいます。 女性に好評なスプマンテ。
Moscato
(もスカート)
Dolceより更に甘い。 ほとんど葡萄ジュースの域です。 但しアルコール数は結構あるので飲み過ぎに注意。 子供でも飲める(大好きな)スプマンテ。

Malvasia
(マルバジーア)

珍しい赤のデザートワイン。 日本には、ほとんど入っていないので希少価値あり。 味はMoscato同様、ほとんど葡萄ジュースの域ながら、白のワインにはない葡萄のコクはしっかりしている。 しいて言うならば、Baroloのソーダ割? 女性に好評。


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